ミソ医院 · 診療コラム

維持靭帯フィラー — 靭帯を狙うという説明の根拠はどこまでか

ボリュームを埋めるのではなく、顔をつなぎ留めている靭帯の位置を狙って少量を入れ、引き上げるという説明が相談で目立って増えました。方向としては筋の通る話です。ただしこの手技を裏づける資料が今どこまで来ているかは別に確かめるべき問題で、ここ数年でその確認はむしろ難しくなった箇所があります。

診療コラム 読了目安 約11分 2026年9月 大邱ミソ医院 · 院長 李治学(イ・チハク)

まず結論

維持靭帯を狙ってフィラーを入れる手技は、今のところ根拠の薄い手技です。広く引用される資料は45名のケースシリーズで対照群がなく、3か月時点の総括評価のみで判定しています(Cohenら、2020年)。この手技と従来の注入法を無作為に比較した試験は、私たちには見つけられませんでした。さらに近年はこの手技が前提とする靭帯の解剖そのものが論争中であり、中顔面に入ったヒアルロン酸が知られているより長く残るという資料が積み上がりました。ですからミソ医院はこの手技を禁じられたものでも検証されたものでもない、根拠等級の低い選択肢として説明し、入れる前に戻せるのか、どれくらい残るのかを先にお伝えします。

維持靭帯フィラーが指しているもの

維持靭帯(retaining ligament)は、顔の皮膚と軟部組織を骨や深部の筋膜につなぎ留めているとされる線維性の構造を指す呼び名です。頬骨の部位、咬筋の前方、顎の部位、眼輪筋の周囲の靭帯が名前としてよく登場します。加齢でこの構造がゆるむと特定の線を境に組織が折れるように下がるというのが、この手技の出発点です。

そのため「維持靭帯フィラー」「靭帯フィラー」「リフティングフィラー」と呼ばれる施術は、くぼみを埋めるのではなく方向をつくることが目的だと説明されます。ただしこれらの名称はマーケティング用語であり、標準化された手技の名前ではありません。私たちが確認した範囲で、「維持靭帯フィラー」という名で定義された標準プロトコル — どの点に、何mLを、どの深さに — は存在しません。

埋める観点と靭帯の観点
埋める観点維持靭帯の観点
何を問題とみるか体積が減ってくぼんだことつなぎ留めていた構造がゆるんで下がったこと
どこに入れるかくぼんで見える場所下がった場所ではなくその上方の、まだ付いている場所
どれだけ入れるかくぼんだ分だけ少量を複数の点に分けて
何で判定するか体積が満たされたか線の向きが変わったか
根拠の厚み部位ごとに無作為化比較試験がある部位があります45名のケースシリーズ · 対照群なし

最後の行がこのコラムの理由です。二つの観点は論理の優劣で分かれるのではなく、後ろに付いた資料の厚みで分かれます。フィラーとブースターの区別はフィラーとブースターは何が違うのかに別に記しました。

この手技の根拠は今どこまでか

維持靭帯の観点の注入手技を扱った資料のうち、最も広く引用されるのはCohenらが2020年にJournal of Cosmetic Dermatologyに発表した報告です。眼窩 · 頬骨 · 咬筋の靭帯のゆるみがそれぞれ眉の下垂 · ほうれい線の深まり · 顎のたるみに寄与するという解剖学的前提の上で、ベクトルの方向を計算して筋膜下に注入する手技を記述しています。

この報告は45名のケースシリーズで、対照群がなく、3か月時点の総括評価のみで判定しています。無作為割り付けも盲検化も比較群もありません。根拠等級の分類で最も下に置かれる設計です。結果が偽だという意味ではなく、この設計では「施術のせいで良くなった」を「時間が経ってそう見えた」と区別できないという意味です。

見つけられなかったものも併せて記します。靭帯を狙った注入と従来の注入法を無作為に分けて比較した試験は見つけられませんでした。たるみを主要評価項目に置いてこの手技を検証した試験も見つけられませんでした。この手技の維持期間を別に追跡した研究も確認できていません。

同じ資料を私たちは頬のたるみのコラムほうれい線のコラム顔のたるみのコラムでも同じ限定詞とともに引用しました。ページごとに違うことを書かないのが私たちの基準です。

変わったこと① 靭帯の図は確定したものではありません

「靭帯を狙う」という説明は、靭帯がどこにどんな形であるかが確定しているという前提の上に立っています。ところがこの前提が近年揺らいでいます。

涙袋の溝の靭帯を例にとると、Wongらが2012年に屍体48半顔でこの靭帯を記述して以来、この部位の説明の標準的な図になりました。ところが屍体11体 · 22検体をマイクロCTで見た2018年の研究は、これが別個の靭帯ではなく眼輪筋維持靭帯と一つにつながった複合体である可能性を報告しました。さらに真性靭帯の存在そのものを否定する組織学の研究も引用されています — この研究は二次引用でのみ確認しました。

まとめると、解剖の論争はまだ終わっていません。相談でよくお見せする「靭帯がここに付いていて、ここがゆるんで」という図は、便宜のためのモデルであって確定した事実ではありません。ここまで記す理由は、図が確定的であるほど施術の正確さも確定的に聞こえるからです。

目の下についての詳しい内容は目の下のくぼみのコラムに記しました。

変わったこと② 数か月で消えるという話が合いません

維持靭帯フィラーが「少量だから負担がない」と説明される根拠の一つは、どうせ数か月で吸収されるという前提です。この前提を揺らす資料が目の下の部位で積み上がりました。

  • 文献レビュー23編 · 2,048名で、目の下のヒアルロン酸の15か月時点の体積残存が85%でした。同じレビューで無作為化比較試験は0編、有害事象は30.2%(466/1,545)、輪郭の不整7.57%、ヒアルロニダーゼが必要だった例5.18%でした
  • 155名を平均785 ± 536日追跡した研究では、18か月時点の改善が6か月時点と統計的に差がありませんでした(p = 0.57)。長く維持されたという意味であり、同時に長く残っているという意味でもあります

この数値は目の下の部位の資料です。頬骨や咬筋の靭帯の位置に入れたフィラーがどれだけ残るかを同じ方法で測った資料は、私たちには見つけられませんでした。部位が違えば動きも血流も違うため、そのまま移して読むことはできません。ただし「6~12か月で消える」という一般論が少なくとも一つの部位では合わなかったという事実は残ります。

実務でこの話が意味するのは一つです。6か月ごとに入れ直す予定をカレンダーで決めておくと積み重なる可能性があります。再施術の時期は日付ではなく状態を見て決めるほうが妥当です。回数の決め方は何回受けるべきかのコラムに記しました。

変わったこと③ 同じ深さが人によって違う深さです

靭帯を狙う手技は深さに敏感な手技です。筋膜下に入れるという記述が前提とするのは筋膜の位置がおおむね一定であることですが、実測資料はそうではありませんでした。

  • 下顔面の若返り施術を受けた200名の超音波資料を後方視的に検討した研究(平均41.1 ± 13.7歳)で、筋膜の浅層 · 深層の境界は高齢 · 男性 · 痩せ型でより浅く位置していました。同じ研究で浅層脂肪は加齢とともに薄くなりました
  • 固定屍体30体を3次元スキャナーで測った研究で、顔の皮膚は2.1 ± 0.4 mm、浅層脂肪は5.2 ± 1.9 mmでした。浅層脂肪の標準偏差が平均の3分の1を超えます — 人によって大きく違うという意味です。固定屍体の資料という限界があります

ですから「筋膜下◯mm」という数字は人を選ばず使える値ではありません。痩せている方や年齢のある方では、同じ深さがより深い層を意味することになります。この手技がとりわけ施術者依存だと言われる理由がここにあります。

だから何に注意するのか — 血管

維持靭帯が名前として登場する場所は、深く、名のある動脈が走る場所と重なります。ですからこの手技で最も重要な危険は結果が出にくいことではなく血管事故です。

  • 失明例を集めたレビューで、2015年1月~2018年9月の新規48件の部位分布は鼻27件(56.3%)、眉間13件、額9件、ほうれい線7件、頬2件、上眼瞼1件で、完全失明が25件(52%)でした。中顔面が最も多い発生部位ではありませんが症例は報告されています
  • 同じ著者らはカニューレについて「さまざまな太さのカニューレで血管損傷の例がある」と記し、25G以上を推奨し、27G以下は血管壁を貫く可能性がより大きいと考えました
  • 血管閉塞の頻度としてよく引用される数字(針6,410件に1件、カニューレ40,882件に1件)は皮膚科専門医370名が過去10年を記憶で答えたアンケートであり、比較試験ではありません。危険な部位にはもともとカニューレを選んだ可能性が混ざっています

「少量だから安全」という話は成り立ちません。血管事故は総量ではなく一回の注入が血管内に入るかで決まります。0.1 mLでも動脈内に入れば事故になります。器具の選択については針かカニューレかのコラムに別に記しました。

戻せるという話の範囲

ヒアルロン酸フィラーはヒアルロニダーゼで溶かせるという点で戻せる材料です。この手技を勧める説明で最もよく出てくる安心の根拠でもあります。ただし範囲を正確に知っておく必要があります。

  • 戻せる材料の間でも溶ける程度が大きく違います。私たちが整理した範囲で製品間の差が12.5倍まで開きました — 硬く架橋の多い製剤ほど溶けにくくなります
  • ヒアルロン酸でない材料はこの方法では溶けません。靭帯の位置に入れると紹介される製品の中にはヒアルロン酸でないものもあるため、何を入れるのかを先に確認する必要があります
  • 溶かすこと自体が無害な処置ではありません。もともと組織にあるヒアルロン酸にも作用し、まれにアレルギー反応が報告されます

詳しい内容はヒアルロニダーゼのコラムに記しました。入れる前に製品名と成分を書き留めておくことが、後で最も大きく役立ちます。

承認範囲について確認したことと、できなかったこと

韓国国内でヒアルロン酸フィラーは医薬品ではなく医療機器として品目許可を受けます。私たちが確認した範囲で国内の品目許可の使用目的はしわの改善とボリューム補充の系統の表現で記されています。

「維持靭帯リフティング」や「たるみの改善」を使用目的として許可を受けた製品は、私たちには確認できませんでした。存在しないという意味ではなく私たちが到達できなかったという意味でお読みください。ただしこの話は実務で一つを意味します — この手技で期待する効果は許可された使用目的で保証された効果ではなく施術者の判断だということです。

品目許可番号と医療広告事前審議番号は別の番号です。区別は許可番号のコラムに整理しました。海外の承認範囲は韓国国内の許可範囲と異なることがあるため、海外の資料だけを根拠に国内の許可を推測しないほうがよいです。

整理 — 確認されたこととまだのこと

維持靭帯フィラーをめぐる資料の状態
確認されたことまだ確認されていないこと
靭帯の観点の注入手技を記述した45名のケースシリーズがありますこの手技と従来の注入法を無作為に比較した試験
涙溝靭帯を記述した屍体研究(48半顔)があります靭帯が別個の構造かについての結論 — マイクロCT研究が複合体の可能性を提起しました
目の下で15か月に体積85%残存、18か月と6か月に差なし(p = 0.57)頬骨 · 咬筋の靭帯部位でフィラーがどれだけ残るかを測った資料
筋膜の境界が高齢 · 男性 · 痩せ型でより浅いという超音波資料(200名)体型別に注入の深さを定めた検証済みの基準
中顔面でも失明例が報告されています(ほうれい線7件、頬2件 / 新規48件)器具別 · 部位別の施術件数という分母 — ですから危険度の比較として読めません
ヒアルロン酸はヒアルロニダーゼで戻せ、製品間の差が12.5倍まで出ます靭帯部位での適正用量と上限を検証した用量–反応研究

診療室で私たちが踏む順序

  • 下がったのかくぼんだのかをまず分けます。横になったとき形が大きく変わるなら位置の移動を、横になってもなおくぼんで見えるならボリュームを示唆します。両方が併存する場合がほとんどで、この診察法自体は検証された道具ではありません
  • 境界線があるかを見ます。特定の線で折れるなら靭帯の事情であり、そのときは施術で届く範囲の限界を先にお伝えします
  • 根拠等級を隠しません。靭帯の観点の手技をお話しするときは、その資料が45名のケースシリーズであることを併せてお伝えします
  • 戻せる材料を先に置いて相談します。そして製品名と成分を記録に残します
  • 再施術の時期をカレンダーで決めません。この部位のフィラーが知られているより長く残るという資料があるからです
  • 判定の基準を施術前に決めます。同じ照明 · 同じ角度 · 同じ表情の写真を基準にします。たるみ自体の検証された尺度が乏しいため、ほうれい線の等級のような検証済みの近隣指標も併せて記録します

たるみを何で分けて見るのかはハリの低下のコラムに、顔全体の層別の接近は顔のたるみのコラムに記しました。

よくあるご質問

維持靭帯フィラーは本当に顔を引き上げますか?
そう報告した資料はありますが根拠等級が低いです。最も広く引用される資料は45名のケースシリーズで対照群がなく、3か月時点の総括評価のみで判定しています。この手技と従来の注入法を無作為に分けて比較した試験は私たちには見つけられませんでした。ですからミソ医院はこの手技を検証された方法ではなく根拠の薄い選択肢として説明します。
靭帯の位置を正確に見つけて入れるという話は本当ですか?
前提から確認が必要です。涙溝靭帯を記述した屍体研究が標準的な図になっていますが、屍体11体22検体をマイクロCTで見た研究は、それが別個の靭帯ではなく眼輪筋維持靭帯と一つにつながった複合体である可能性を報告しました。真性靭帯の存在そのものを否定する組織学の研究も引用されています。解剖の論争はまだ終わっていないため、相談で見る靭帯の図は便宜のためのモデルであって確定した事実ではありません。
少量だけ入れるのだから、そのほうが安全ではないですか?
総量と血管事故は別の問題です。血管事故は入れた総量ではなく一回の注入が血管内に入るかで決まるため、0.1 mLでも動脈内に入れば事故になります。失明例を集めたレビューで、2015年1月から2018年9月までの新規48件のうちほうれい線7件、頬2件が中顔面の症例でした。中顔面が最も多い発生部位ではありませんが症例は報告されています。
数か月で消えるのだから負担はないのでは?
部位によって違い、少なくとも目の下ではその話が合いませんでした。文献レビュー23編2,048名で15か月時点の体積残存が85%であり、155名を平均785日追跡した研究では18か月時点の改善が6か月時点と統計的に差がありませんでした。頬骨や咬筋の靭帯部位でどれだけ残るかを同じ方法で測った資料は見つけられませんでした。ですから再施術の時期はカレンダーではなく状態を見て決めるほうが妥当です。
気に入らなければ溶かせばよいと言われました。
ヒアルロン酸ならヒアルロニダーゼで戻せます。ただし製品ごとに溶ける程度が違い、私たちが整理した範囲で12.5倍まで差が出ました。硬く架橋の多い製剤ほど溶けにくくなります。ヒアルロン酸でない材料はこの方法では溶けないため、何を入れるのかを先に確認する必要があります。溶かす処置自体ももともと組織にあるヒアルロン酸に作用し、まれにアレルギー反応が報告されます。
維持靭帯フィラーは韓国で承認された施術ですか?
韓国国内でヒアルロン酸フィラーは医療機器として品目許可を受け、私たちが確認した範囲で使用目的はしわの改善とボリューム補充の系統の表現で記されています。維持靭帯リフティングやたるみの改善を使用目的として許可を受けた製品は確認できませんでした。存在しないという意味ではなく私たちが到達できなかったという意味ですが、この手技で期待する効果が許可された使用目的で保証されたものではないという点はお伝えします。
糸を入れるのと比べてどちらが良いですか?
比較できる資料を私たちは持っていません。頬の部位で引き締める系統と支える系統を無作為に比較した試験を見つけられませんでした。ですからどちらが良いと申し上げる根拠がなく、状態と戻せるかどうかを基準に相談して決めます。
他院で靭帯フィラーを勧められましたが、誤った勧めですか?
そう申し上げる根拠は私たちにありません。この手技は禁じられたものでも検証されたものでもなく、根拠等級の低い選択肢です。ただし勧めを聞かれるとき、三つは確認されるとよいと思います。どの製品を使うのか、ヒアルロン酸で間違いないか、そして効果をいつ何で判定するのかです。

作成した医療機関

この記事は大邱ミソ医院院長李治学が作成 · 監修しました。本文に引用した研究はすべて原文の結論とその限界を併せて記しており、確認できなかったものは確認できなかったと記しました。

ミソ医院
院長李治学
所在地大韓民国 大邱広域市 中区 東徳路125 ボムボムビル4階 (慶北大病院駅1番出口)
電話+82-53-428-2700
診療時間平日 11:00〜19:00 (昼休み 13:00〜14:00) / 土曜 10:00〜16:00 (昼休みなし) / 日曜 · 祝日 休診
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参考資料

  1. 維持靭帯の観点の注入手技 — Cohen S, Artzi O, Mehrabi JN, Heller L, Journal of Cosmetic Dermatology 2020;19(8):1948–1954, PMID 32543088, DOI 10.1111/jocd.13546。45名のケースシリーズ · 対照群なし · 3か月時点の総括評価。眼窩 · 頬骨 · 咬筋の靭帯のゆるみがそれぞれ眉の下垂 · ほうれい線 · 顎のたるみに寄与するという前提の上の手技報告です。根拠等級の低い設計です。
  2. 靭帯解剖の標準的記述 — Wong CH, Hsieh MKH, Mendelson B, “The Tear Trough Ligament: Anatomical Basis for the Tear Trough Deformity”, Plastic and Reconstructive Surgery 2012;129(6):1392 — 屍体48半顔。抄録と主要な数値までは確認し、全文には到達できていません。
  3. 靭帯の論争 — O J, Kwon HJ, Choi YJ, Cho TH, Yang HM, Scientific Reports 2018;8 — 屍体11体 · 22検体のマイクロCT、「別個の二つの靭帯ではなく一つの靭帯複合体である可能性」。真性靭帯の存在を否定する組織学の研究は二次引用でのみ確認しました。
  4. 目の下のフィラーの文献レビュー — Trinh LN, Grond SE, Gupta A, “Dermal Fillers for Tear Trough Rejuvenation: A Systematic Review”, Facial Plastic Surgery 2022;38:228 — 23編 · 2,048名、無作為化比較試験0編、平均追跡13.7か月、平均0.47 mL/側、15か月に体積85%残存、有害事象30.2%(466/1,545)、輪郭の不整7.57%、ヒアルロニダーゼ必要5.18%。目の下の部位の資料です。
  5. 長期追跡 — Puyana C & Montes JR, “Long-term effects of tear trough hyaluronic acid filler”, Journal of Clinical and Aesthetic Dermatology 2025;18(11):44 — 155名、平均785 ± 536日、1等級改善68% · 2等級14%、18か月対6か月 p = 0.57。後方視的資料であり目の下の部位の資料です。
  6. 下顔面の層構造の超音波資料 — Kwon SH, Ahn GY, Lew BL, Shin JW, Na JI, Huh CH, Dermatologic Surgery 2022;48(5):527–531, PMID 35093961, DOI 10.1097/DSS.0000000000003393。200名 後方視的(平均41.1 ± 13.7歳)。浅層脂肪は加齢とともに薄くなり、筋膜の浅層 · 深層の境界は高齢 · 男性 · 痩せ型でより浅く位置していました。
  7. 顔の皮膚と浅層脂肪の厚み — Lee KW, Yoon JH, Kim JS, Hu KS, Kim HJ, Clinical Anatomy 2021;34(7):1050–1058, PMID 33583088, DOI 10.1002/ca.23726。韓国 · タイの固定屍体30体 · 3次元スキャナー。皮膚2.1 ± 0.4 mm、浅層脂肪5.2 ± 1.9 mm固定屍体の資料です。
  8. 失明例の部位分布とカニューレの太さ — Beleznay K, Carruthers JDA, Humphrey S, Carruthers A, Jones D, Aesthetic Surgery Journal 2019;39(6):662–674 — 2015年1月~2018年9月の新規48件基準、鼻27件(56.3%) · 眉間13件 · 額9件 · ほうれい線7件 · 頬2件 · 上眼瞼1件、完全失明25件(52%)。同じ論文が25G以上のカニューレを推奨します。分母のない症例集めであり危険度の比較としては読めません。
  9. 血管閉塞の頻度 — Alam M ら, JAMA Dermatology 2021;157(2):174–180 — 針6,410件に1件、カニューレ40,882件に1件。皮膚科専門医370名が過去10年を記憶で答えたアンケートであり比較試験ではありません。著者らも推定値であること、患者単位の補正がされていないことを限界として記しています。
  10. ヒアルロニダーゼで戻せる範囲(製品間12.5倍の差、韓国国内の許可事項、アレルギー)はヒアルロニダーゼのコラムに一次資料とともに整理しました。
  11. 確認できなかったこと — ①靭帯を狙った注入と従来の注入法を無作為に比較した試験 ②たるみを主要評価項目に置いてこの手技を検証した試験 ③頬骨 · 咬筋の靭帯部位でのフィラーの残存を測った資料 ④この部位の用量上限を検証した用量–反応研究 ⑤体型 · 年齢別の注入の深さの検証済み基準 ⑥「維持靭帯リフティング」を使用目的として許可された韓国国内の製品。
  12. 医療広告関連法令 — 韓国「医療法」第56条第2項。治療体験談による広告、他の医療機関との比較、最上級の表現などを禁じています。このコラムに「上手な」「最高」のような表現や他院との比較、価格 · 割引の表示を置いていない理由です。

本コラムのすべての記事は一般的な情報を提供するためのものであり、医学的な診断や治療に代わるものではありません。施術の効果と副作用は個人の皮膚状態、年齢、基礎疾患によって異なって現れることがあり、すべての人に同一の結果を保証するものではありません。施術を受けるかどうかは必ず医療者との対面相談を通じてお決めください。

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